2009年12月27日日曜日

就農候補地紹介 原村

八ヶ岳山麓、人口7600人の小さな村、原村は、標高が1000m以上あり高原野菜の産地です。
中央高速、諏訪南ICから15分以内で、全村どこにでも行けることも魅力の一つです。
冷涼な気候は、有機栽培に適しています。あなたも八ヶ岳の大自然と共に暮らして見ませんか・・・。





2009年12月26日土曜日

根羽村の後援がきまりました

根羽村からも後援をいただきましたのでお知らせします。
根羽村のHPは、http://www.nebamura.jp/です。

2009年12月25日金曜日

SBCラジオに出演します

大会のお知らせをするために、SBCラジオ番組への出演が決まりました。

金曜夜の「ザ・ベストナイト」という番組の中に「マイライフ・エコライフ」コーナーがあり、そちらで「自然保全」「環境に易しい活動」などを紹介しているそうです。

今のところ、年が明けた1月15日におよそ10分ほど生出演し放送される予定となっています。
放送は夜8時からの生放送、担当アナは久保正彰さんだそうです。
皆さんぜひお聞きください・・・。

2009年12月24日木曜日

パネルディスカッションの内容とテーマ

パネルディスカッションは、次のような内容で行います。
■イントロダクション
・世帯における農業所得を紹介します。
・世帯における農業以外の所得を紹介します。
・世帯における生活費を紹介します。

■ディスカッション1
・有機農業を始めた理由は?
・今のスタイルを選んだ理由は?
・就農地を決めた理由は?
・農を始めたことで得たもの犠牲になったものについて

■ディスカッション2
・半農半Xという生き方について

■エンディング
・あなたにとって最終ゴールは何ですか?

<交流会>
パネルディスカッションの後、各パネラーを中心に参加者が別れ、パネラーへの質問や新規就農者及び就農希望者の紹介などを行い交流します。

2009年12月23日水曜日

パネラーの紹介その2

パネルディスカッションのパネラーを紹介します。

★市川勝彦 下伊那郡阿智村 農業+アルバイト(市川農園)
☆宇津孝子 伊那市高遠町 農+フリースクール(フリーキッズ・ヴィレッジ)
☆奥脇森絵 伊那市西箕輪 専業農家(草間舎)
★小掠啓司 下伊那郡阿南町 専業農家
★小塚英且☆恵美子 下伊那郡阿智村 新規就農
☆鈴木眞美 木曽郡木曽町 農+クラフト(暮らしを創る農と器 アトリエ ジェイ)
★萩原紀行 南佐久郡佐久穂町 専業農家(のらくら農場)
★一秀晃 飯田市 専業農家(はじめ農園)
★渡辺健寛 南箕輪村 専業農家(はっぱのしごとファーム)
★塩見直紀 京都府綾部市 半農半X

コーディネーター:志野勝英 上伊那郡辰野町 専業農家(自給をすすめるオーガニックファームやじろべえ)

2009年12月16日水曜日

チラシを置いてあります

今までに大会チラシを置かせていただいた場所です。

【伊那市】
・いなっせ かんてんぱぱショップ
・グリーンファーム
・カフェミルク
・伊那図書館
・いたや酒店

【駒ヶ根市】
・さくらや

【南箕輪】
・ベルグ

【中川村】
・カフェセラード

【下伊那地区】
・道の駅
・直売所
・図書館
・市役所関係(関係各部の窓口、観光案内所、U、Iターン希望者、ワーキングホリデー、援農ボランティア参加者など)
・飯田駅
・バスセンター
・温泉施設
・飲食店
・自然食品店
・流通関係

【阿智村】
・役場
・定住支援センター
・公民館
・図書室
・営農支援
・農協阿智支所

【浪合地区】
・トンキラ農園
・時部坂スキー場
・観光センター
・隣の天然酵母のパンや

【平谷村】
・役場関係

【根羽村】
・役場関係

【原村】
・図書館
・八ヶ岳実践大学校

【富士見町】
・図書館

【岡谷市】
・カンビオ

2009年12月14日月曜日

平谷村の後援が決まりました

平谷村からも後援をいただきました。
平谷村のHPは、http://www.vill.hiraya.nagano.jp/です。

2009年12月12日土曜日

後援が増えました

下伊那農業改良普及センター
南信州ゆうき人
長野環境再生医の会
から後援していただけることになりました。

2009年12月10日木曜日

第6回実行委員会

12月4日に第6回実行委員会が開催されました。
実行委員会終了後には、南信地区の忘年会も行われ大いに盛り上がりました。

2009年12月8日火曜日

松川町の後援が決まりました

松川町からも後援をいただけることになりました。
松川町のHPは、http://www.matsukawa-town.jp/

2009年12月7日月曜日

大会チラシ最終版

大会チラシの最終版が完成しました。
(ダウンロード)



印刷して自由にお使いください。

2009年12月5日土曜日

阿智村の後援が決まりました。

就農候補地でも紹介しました阿智村から後援をいただけることになりました。
阿智村のHPは、http://www.vill.achi.nagano.jp/

2009年12月4日金曜日

パネラー紹介 その1(阿南町 小掠啓司)

パネラーの一人、小掠啓司さんは、自分で家づくりを行いました。
有機農研会員の中には、自分で家を建てた人もたくさんいます。

小掠さんの家づくりの様子を紹介します。





<基礎工事>


鉄筋を入れて


型枠作り



土台まわし


柱たて


棟上完了


屋根づくり




屋根の断熱材(自然素材)
杉皮にデンプンを混ぜて固めたもの


屋根材はスレート


壁作り
土壁が落ちないように竹小舞づくり


ワラを切り込み土壁用の土を練る


土壁塗り




壁塗り終了


腰板を張り建具も入って外周りがほぼ完成

家づくりの様子をもっと詳しく聞きたい方は大会に参加して小掠さんから直接聞いてくださいね・・・

2009年12月1日火曜日

伊那谷紹介その3(阿智村)






阿智村の紹介です。
「新規就農者続々移住。去年から今年にかけて阿智村の各地区に新規就農者が移住してきています。阿智村の対応は、有機農業ではだめだとか、就農準備金を1000万円用意しろだとか、実質的に有機農業での就農を認めないどこかの自治体とは正反対で、村独自の支援制度が充実していて、バリバリ専業志向から自給自足の農的暮らしを目指す人まで大歓迎です。前から住んでいる人と、新規就農者が仲良く楽しくやっているのが今の阿智村です。新規就農を考えているあなたも仲間に加わりませんか。」

2009年11月27日金曜日

伊那谷紹介その2(飯田市竜東地区)



飯田市竜東地区

飯田市で天竜川より東に位置するいわゆる中山間地です。畑、田んぼともに小さいところが多く、専業農家でバリバリ稼ぐには不利ですが、山の恵み多く、人柄も良い地域なので小規模に農に携わって食っていくにはなんとも良い土地柄です。

2009年11月24日火曜日

伊那谷紹介その1(南信濃 遠山郷和田宿)





秋葉街道の宿場町として栄えた旧南信濃村(現在の飯田市南信濃)には、昭和40年頃まで多くの仕事がありました。

林業、豆腐屋、肉屋、菓子店、今川焼、あわ焼、キューピー焼、豆せんべい、雑貨店、ノコギリ屋、荒物店、鍛冶屋、鋳掛屋、呉服屋、仕立屋、衣料品店、下駄屋、履物屋、綿打ち屋、くるみ割り、製麺所、米屋、味噌・醤油屋、油店、コンニャク屋、薬種商、小間物店、カゴ屋、家具屋、建具屋、畳店、ボロ屋、自転車屋、運送業、運搬業、便利屋、タクシー、ラジオ店、時計店、木造船部品製造、床場、美容室、あんま、マッサージ、どぶろく製造、酒店、タバコ店、塩干魚屋、写真館、パチンコ、ビンゴ、スマートボール、劇場など・・・

これらの仕事は、半農半X的な位置で成り立っていたように思います。
「半農半X」とは、農村に暮らす人々が昔から行っていた生活様式ではないでしょうか。

就農候補地の一つとして南信濃を加えてみてはいかがでしょうか。

2009年11月22日日曜日

第5回実行委員会報告

11月19日に開催された第5回実行委員会の報告をします。

参加者は、矢野、一、小掠、米山、小森、志野、杉浦、市川、渡邉、高村(初)、小林、そして、ふーちゃんの13名でした。
会場は、米山さん宅(旧屋敷)をお借りしました。


議題は、

・後援・協力依頼について
・パネルディスカッションについて
   パネラーの確認及び選定
   パネルディスカッションの内容確認
コーディネータの志野さんを交え表題の”百者百様”がいかにすれば引き出せるか協議しました。

・アンケート調査について
アンケート内容の確認と依頼者の選定を行いました。
百者百様を比較してもらうため、パネラー10人に25名を加えた合計35名に対しアンケート調査を行うこととし、その人選を行いました。
アンケートの結果は、大会資料としてまとめ当日配ることにします。

・広報について
チラシの内容を確認し、訂正箇所や追加項目を洗い出しました。

配布場所は、下伊那地区の役場、図書館などの公共施設、農業大学などの教育機関、各都市の就農相談センターなどを予定しています。
他の広報方法については時間の関係で協議できませんでした。(次回協議します)

・その他
託児を行うことになりました。

・今後協議が必要な事項として
広報
  ・県内及び地元マスコミ関係
  ・全国版の雑誌
  ・日有研(会報)
  ・チラシ配布方法
大会資料の内容
託児の方法
会員に発送する申し込みハガキの内容
会報掲載原稿の内容
当日の係り
などがあります。

次回実行委員会は、12月4日午後3:00から行います。
会場は、松川青年の家です。
なお、実行委員会終了後、午後6:00から忘年会を予定しています。
参加費は、晩飯+宿泊費で1,000円とお手ごろです。
飲み物は各自持参で多数の参加をお待ちしています。
(お手製の米ジュースとかつまみ持込大歓迎です)

今年の大会は、とても楽しみで、今からわくわくしています。
いろいろ大変なこともありますが、みんなで協力して頑張りましょう・・・

2009年11月15日日曜日

大会チラシができました

まだ暫定版ですが大会チラシが出来ましたのでご覧ください。




2009年11月9日月曜日

飯田市の後援が決定しました

飯田市から第30回大会の後援承諾をいただきました。
地元を巻き込んだ大会にできるよう頑張りましょうね・・・
飯田市のHPは、http://www.city.iida.lg.jp/iidasypher/www/normal_top.jsp

聞くところによると、飯田市は、新規就農者の支援に力を入れているそうです。
このブログも飯田市のHPにリンクしてもらえるようです・・・

2009年11月8日日曜日

信州大学(農学部)落葉松祭に参加しました


11月、7日、8日に開催された、信州大学農学部の大学祭(落葉松祭)に有機農研有志でファーマーズマーケットを出店しました。
上伊那や今回の大会開催場所となる下伊那地区は、信大卒業後に就農している人も多く、有機農業に取り組んでいる仲間も多い地域です。
大会では多くの仲間からいろいろな話が聞けると思います・・・。

2009年11月7日土曜日

塩見直紀 もうひとつのプロフィール

*1965年生まれ(昭和40年=巳年、おひつじ座、狼(動物)、青い電気の猿(マヤ)、A型・・・)

*京都府綾部市生まれ(綾部在住、99年にUターン、まる10年です・・・)

*座右の銘:「口卒啄同時(同機)」(そったくどうじ/禅語)
 ※「そつ」は「口(くち)偏」に、「卒」の字

*座右の書:内村鑑三「後世への最大遺物」(岩波文庫) 
 ※1894年、内村鑑三が33歳のときにおこなった講演録。28歳のとき、「後世に遺すものは何か。金か。事業か。思想か。」というメッセージに出会い、衝撃を受けました。人生リセットの大きなきっかけの1つです。なんと京都・綾部からその箱根講演(夏季学校)を聴きに行った人がいるそうです。※鈴木範久著『内村鑑三』岩波新書

*座右の曲:加藤登紀子さんの「revolution」

*趣味:すぐれたまちづくり事例の個人的視察(綾、安心院、小布施、黒壁、馬路、石見銀山、境港、直島・・・)

*いつも持っていたい大好きなモノ:思索材(ペン&紙片・ノート) 
 ※紙とペンがあればうれしいようです

*好きな食べ物:つれあいの穀菜食料理、蕎麦

*お酒:週1回(週末にビールを少し程度)

*好きなこと(家族編):小庭カフェ、家族キャンプ(スノーピークが好きです)
 ※過去のキャンプ地:四万十・馬路(高知)、鳥取、朽木(滋賀)、熊野(和歌山)、奥飛騨(岐阜)、津南(新潟)、富良野(北海道)など

*好きなこと(自分編):お年寄りと話すこと、流木拾い、言葉の収集(インスパイアされた言葉をノートに書いてきただけですが・・・、それが大きな財産になっているようです)など

*集めているもの:塩見直紀コレクション

*2006年影響を受けた本:
・ダニエル・ピンク著『ハイ・コンセプト』(三笠書房)
・梅田望夫著『ウェブ進化論』(ちくま新書)
・鶴野充茂著『SNS的仕事術』(ソフトバンク新書)

*行きたいところ:バリ島の棚田、バルビゾン(フランス)、ダーチャの国(ロシア)など

*旅し、影響を受けたところ:伊勢(三重)、花巻(岩手)、綾(宮崎)、高柳(新潟)・妻有(新潟)、馬路(高知)、直島(香川)

*起床時間:午前3時(午後8:30には小3の子どもと一緒に眠ります 
 ※2002年1月から始め、5年以上続いています

*大学:文学部国史学科(日本古代史専攻 ※卒論は奈良平安の律令時代の官職制度について)

*夢:使命多様性社会の到来(エックスを発揮し合う社会)

*ライフワーク:市町村から個人までの「エックス=天職)」を応援する
「ミッションサポート」とエックス応援のための「コンセプトメイク」。

*いま気になる人:
・内山 節氏(哲学者) ※『「里」という思想』など
・結城登美雄氏(民俗研究家) 
・吉本哲郎氏(地元学ネットワーク代表)
・宇根 豊氏(農と自然の研究所代表) ※『国民のための百姓学』など
・甲斐良治氏(農文協「増刊現代農業」編集主幹)

*好きな絵本:
・安野光雅作絵『ふしぎなたね』(童話屋)
・M.B.ゴフスタイン『作家~A Writer~』(谷川俊太郎訳、ジー・シー・プレス)
・ヘルメ・ハイネ作絵『きみがしらないひみつの三人』(徳間書店)

*影響を受けた人:
・矢崎勝彦氏(株式会社フェリシモ名誉会長)
・加藤哲夫氏(仙台の出版社・カタツムリ社代表)
・星川 淳氏(作家・翻訳家、NPO法人グリーンピースジャパン事務局長)
※屋久島訪問は1994年のこと。そのとき、半農半Xというコンセプトのことをお話しました。星川さんは半農半X研究所のアドバイザーをお願いしています。

*人生の締め切り:42歳(母が帰天した年齢) ※2008年春、ついに43歳に・・・。

*めざすは半農半?:
・半農半シンボリックアナリスト
・半農半コンセプター
○○○○+○○○○○○○○・・・これらを統合したカタチを塩見は個人ビジョンとしてめざしています。
・半農半スロービジネス
・半農半社会起業家
※最近は半農半社会起業家であれたらと思っています。

*半農半Xメディア初登場年:1998年11月号の宝島社『田舎暮らしの本』と地湧社『湧(ゆう)』。半農半Xというコンセプトが生まれて、3年後・・・。当時はメインキーワードでの登場ではなく、文中の1つの言葉としてでした。まだインターネット発信以前のころのことです。

*小学校の同級生の数:9人(全校生徒60人・1972年頃)

*子どもの頃は:昆虫少年、自転車少年、ソフトボール少年

*父:小学校教員(晩年は障害児教育)

*持っている資格:中高の教員免許 「国語科」(2006年の3か月間、経験・・・)、「社会科」(03年の1か月間、経験・・・)など

*兄弟姉妹:4歳上の姉1人

*家族:父、つれあい、娘(7年目に授かりました・・・)

*宗教と政治:特定のものは一切なし、です

*農:1996年(31歳の誕生日前から)~ 
 ※子どもの頃は祖母の鍬づかいを見ていました。

*綾部以外で住んだところ:京都(嵐山、一乗寺)、大阪(新大阪、守口)、伊勢市(4年間)

*企業時代の10年:人事・人財教育、ソーシャルデザイン(企業財団、研究所)

*好きな音楽:ウォン・ウィンツァンさん(ピアノ)、金子由香利さん(シャンソン※コンサート(歌は「再会」)では泣きました・・・。
)、加藤登紀子さん(加藤さんの歌のテーマは「自由と革命」。すごい!)

*写真:中学の頃から写真を撮り始め、カメラ雑誌(『月刊カメラマン』や『写楽』などを読んでいました。主なテーマはネイチャーフォト(接写系)。
※高校時代は写真部に。高1のとき、『日本カメラ』だったか、フォトコンテストで入賞し、初めてお金をいただきました。大学時代、企業時代はほとんど撮らず、娘の誕生で再びカメラを。田舎に帰って、また撮りたくなりました。フォトログで紹介中です!里山センス・オブ・ワンダー系の写真を撮っていきたいようです。)

*先祖の土地:田んぼ3反(自家&1000本プロジェクト用)+3反(同世代の専業農家に作っていただいています)、畑(約2反)、竹林(元茶畑)、荒れ野(未開拓地)、山(ひとやまではなく、数区画です)

*つれあいとの出会い:大学の同級生(結婚記念日は1990年のこどもの日)

*過去の高額の購入物で不要だったといま思うもの:エンゲージリング(つれあいも同感だと思いますが・・・)

*いつか登りたい山:塩見岳(南アルプスの3000M級の山です)

*受賞歴:一筆啓上賞(福井県丸岡町/第10回受賞。2002年秋応募、03年1月、電報が届き、びっくり。4月に授賞式があり、審査委員のひとりであった歌人・俵万智さんに会えました!投函してみるものですね。応募作品は丸岡町のHPで公開されています・・・。)ほか、綾部市永井奨励賞(2008)

*オススメのビジネス書:小阪裕司著『ワクワクするビジネスに不況は、ない』、トム・ピータース著『ブランド人になれ』、P・F・ドラッカー『非営利組織の経営』、R・ライシュ著『ザ・ワーク・オブ・ネーション』、竹村健一著『シンボル・アナリストの時代』など

*子どもの頃、よく読んだマンガ:「ブラック・ジャック」

*(行ったりしませんが)カラオケで歌うとしたら:ゴダイゴ「ガンダーラ」

*影響を受けた歌手:さだまさしさんの詩(「サナトリウム(療養所)」「まほろば」「空蝉」「檸檬」などが入っている頃のアルバムの歌詞 中学の頃です)

*半農半Xブログのコンセプトは:否定しない×お金のことを書かない×シェア(いいことばに出会ったら分かち合う)

*大学時代のクラブは:体育会系の硬式庭球部(1回生の春~秋までだけですが・・・。つれあいは4年間、在籍しました!すごい!)

*プロ野球は:阪神が好きですが、TVを見たりというのはないです。新聞で結果だけは見ます。イチロー選手や松井選手のことばにはいつもはっとさせられ、参考になっています。中学の国語の題材にしてみました。

*屋号について:半農半Xというコンセプト+研究所へのあこがれか。「コンセプトフォーエックス」は誰かの、どこかのまちのエックスの応援をコンセプトメイクでできないかと思い、もうひとつの屋号にしてみました。

*いま集中したいことは:作品化(想いの言語化、クリスタライズ=結晶化)とニューコンセプトの創造。

*半農半X研究所のテーマは:農的感受性、みんなのエックス力をアップするには、半農半社会起業家が増えることなど

*好きな数字は:33(1894年、内村鑑三さんが箱根で「後世への最大遺物」という講演をした年齢が33歳。28歳の時、同名講演録(岩波文庫)を読み、「33歳の時に人生再出発しよう」と決めました。33歳と10か月で会社を卒業。以来、車のナンバーでも何でも「33」という数字を見ると熱くなります・・・。

まだまだ続きます・・・。
(2009年3月13日現在)

2009年10月30日金曜日

大会で講演していただく塩見直紀さんのプロフィールを紹介します

1965年京都府綾部市生まれ。
大学入学の年から99年まで、伊勢、大阪、京都で暮らす。

10年間、株式会社フェリシモの非営利部門(教育、企業財団・研究所)に在籍。「生き方と環境問題」をテーマとする。※33歳で新しい人生を始めようと28歳のときに決めていた。「種子(た・ね)」「在来種(エアルームシード)」「自家採種」等の観点から、21世紀の生き方、暮らし方を考える「たねっと」(NPO)を始める。

1999年、約15年ぶりにUターンで帰綾。(偶然、それは母校の閉校年)
2000年、半農半X研究所設立。
2002年7月、農文協『青年帰農』(現代農業増刊号)で「半農半Xライフのススメ」を寄稿。2003年1月、日経新聞で半農半Xが紹介されたことがきっかけで、同年7月,ソニー・マガジンズより『半農半Xという生き方』を上梓。朝日、読売新聞等の書評で紹介される。アマゾン最高位82位(?)。

2004年11月、NHK「難問解決!ご近所の底力」(テーマ:田舎暮らし)で「半農半X」が“妙案”として全国に。
2006年1月、『半農半Xという生き方実践編』(ソニー・マガジンズ)を上梓。BS朝日「ハッピー!ロハス」出演、06年10月、『半農半Xという生き方』が台湾で翻訳出版。
2007年2月、半農半Xデザインスクール、スタート。同4月、朝日新聞「ニッポン人脈記(「ゆっくりと」)」で紹介される。『綾部発半農半Xな人生の歩き方88』(遊タイム出版・07年10月)、『半農半Xの種を蒔く』(種まき大作戦との共編著・コモンズ・同11月)。
2008年6月、半農半Xカレッジ東京、スタート。8月、『半農半Xという生き方』がソニー・マガジンズ新書となり、再デビュー。08年11月、「半農半Xデザインブック(1)翼と根っこと」作成。
2009年3月、「半農半X版 就職しないで生きるには@大阪」開催(今度、定期開催へ)。
http://www.towanoe.jp/xseed/(個人サイト)

基本スタイル:我々はすでに持っている。“あるもの”で発信しよう。次から次へと表現しよう。発信、発信、どんどん発信。座して死すべからず…。Local value but 21c century value

2000年5月より、都市と農村の交流、定住支援などをおこなう「里山ねっと・あやべ」の情報発信担当(契約スタッフ)。二十四節気の日にメイルニュース「里山的生活」を配信中(無料)。※綾部里山交流大学2009も開催します。

公式サイト http://www.satoyama.gr.jp/
メール xseed@maia.eonet.ne.jp

2009年10月27日火曜日

塩見直紀さんの著書「半農半Xという生き方」から気になるワードを拾い出しました

塩見直紀「半農半Xという生き方」より抜粋

「半農半X」とは、
小さな暮らしと充実感ある使命
半自給的な農業とやりたい仕事を両立させる生き方
天の意に沿う持続可能な小さな暮らし(農的生活)をベースに「天与の才(X)を世のために活かし、社会的使命を実践し、発信し、まっとうする生き方

小さな暮らしとは、
たとえどんなに小さな市民農園、ベランダ菜園でもいいから食糧を自給していくものであり、消費意欲を「楽しく」抑えたシンプルなもの
「人間なら誰しも自分の好きなこと、得意なことを持っているはずだ。天職とか、使命と考えてもいい。才能を活かして何らかの役割を担うことは、人として生かされている神秘に対する恩返しだと思う」
田舎で「半農」の暮らしをしようとすれば、原則的に生活は「生活収入少なく、心の収入大きく」になる

塩見家における買い物の判断基準(食料品を除いて)
「それは必要なものか」、「それは長く使えるか」、「それは一生のものか」、「それは他者や環境に配慮したものか」

塩見家における必要なもの、必要でないもの
必要でないもの
電子レンジ、クーラー、携帯電話、ペットボトルは意識的に買わない、外食はほとんどしない
必要なもの
パソコン、豆炭ごたつ、石油ストーブ(家のつくり上)

「日本文化とは階段を上る文化ではなく、しずしずと、階段を背から一歩一歩下り、不要なものを一枚一枚、剥ぎ落としていくような文化ではないか」(地勇社 増田正雄)

引き算の暮らし
時代は、「足し算の時代」から「引き算の時代」にシフトしている
贅肉を削ぎ落とし、小さい単位の制度と洗練性を追及する時代

「スケールメリット」から「スモールメリット」追求への転換
足るを知る

お金の使い方は選択と集中
仕事も選択と集中

使命内か使命外か(使命外だからといってやらないのではない)、自分がやるべきことなのか、他人でもできることなのかの判断
農業に傾斜して行ったのは、環境問題を解くひとつの鍵だと思ったからだ

田んぼは思索空間
「哲学の道」ならぬ「哲学の田んぼ」と呼んでいる
田んぼには、生命の多様性の発見がある

人は大人であれ、子どもであれ、自分が誰かの、何かの役に立っていることが実感できれば嬉しい
在来種を「エアルームシード」(先祖伝来の宝=家宝)という

ある投稿記事
三種類の色のシールを額に貼ってもらった園児たちが、同じ色の者同士でグループをつくるゲームだ。園児本人たちは自分の額に何色のシールが貼られているか分からない。投稿者がどうやってグループをつくるのだろうかと心配していると、一人の子が同じ色の園児の手をつながせていった。手をつないだ二人はお互いの額を見て自分の色が何色か分かった。最後にその子だけが残ったが、その子は同じ色のグループからすぐに呼ばれた。投稿者は「このゲームは自分のことだけ考えていたのでは解決しない。自分はさておき、人の世話をする者が現われてはじめて事が進む。人の世話をすることこそが、自分のかかわっている問題を解決する最良の最短の方法であり、自分のためにもなっているのである。そのことに私たちはなかなか気づかない」と書き、「そんな賢い子が地球上のいたるところにいるだろうと考えることができるのは希望である」と結んでいた

give and give (与え、さらに施す)
give and forgot (施したことさえ忘れてしまう)
「放てば満てり」(こだわらず、解き放つことで、自由になれる)
ダウンシフティング(杉本良夫=オーストラリア・ラトローブ大学教授)
国民総幸福生産(ブータンの王国理念)
経済成長に依存しない豊かな暮らし方、生き方

人間は「分」をわきまえながら、かつ天分を活かし、志高く環境問題に積極果敢にチャレンジせよ(中村桂子=JT生命誌研究館館長)

「分」が農で「志」がX
永続して生きていくための「小さな農」、「天与の才」を世に活かし社会的な問題を解決するための「X」

バリ島型の社会
朝早く水田で働いて、暑い昼は休息して、夕方になるとそれぞれが芸術家に変身する。毎日、村の集会場に集まって、音楽や踊りを練習する。あるいは、絵画や彫刻に精魂を傾ける。そして、10日ごとに祭りがやってきて、それぞれの技を披露し合い、村人たちが集団トランス(恍愡状態)に入る。村人一人ひとりが農民であり、芸術家であり、紙の近くにも行く。つまり、一人ひとりが実存の全体をまるごと生きる。

バリ島モデルを人類社会のモデルにできないか模索中

なぜ、「農」と「X」の二つが必要か
農が天職(「X」)を深め、天職が農を深めるからだ

農は自然や感受性をも意味する生命を育む感覚を知り、生命の循環に目を見張る、動物や虫が死んだり植物が枯れたりという生と死の世界を垣間見、もののあわれを感じる、悠久の自然とはかない人生を比較する、あるいは、美しさに感動するといった、人間にとって大事な感覚、感性の源泉がそこにある

全人的な生き方の最も大切な基礎は、自分を守る知恵をもつことと、ひと仕事を達成する力量である(守る知恵が農、ひと仕事がXと捉えている)つまり、保守と創造の能力をバランスよく持つことだ

「晴耕雨読」ならぬ「晴耕雨創」。雨が降ったら読書ばかりでなく、頭を使う創造的活動をしようと言っている(川喜田二郎=文化人類学者)

健康は「全身運動」だけでなく「全心運動」によって支えられている

センス・オブ・ワンダーを育んだ人は人生に疲れることはない

締め切りのない夢は実現しない
余命数年と自己設定する

自分探しとは、「天与の才」つまり、「X」を自分の中に見出し、世に活かすこと。それは人生が終わるまで続くこと
「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」を明確に選別し、フォーカスする

ゴールは、多くの人たちと一緒に自分の「X」を見出していくこと、こういう生き方もあると世界に伝えていくこと

真の幸福はまず自分一人が楽しむことから始まり、選りすぐったほんの一握りの友人との交際で育まれる(ジョーゼフ・アディソン=詩人)

「空間っていろいろなところに広がっています。室内空間もそうですし、音の中や、頭の中世界とさまざま。その中には自分が一番心地よいリズムがある。どうやってリズムを見つけるかはその人それぞれだけど、僕は空間に広がるノイズの中に、あるきっかけを見つけ、そこから身体の中に感じるものにのっていく。頭で考えてはダメ。思考は感情を増長させ、観念をつくり出す。観念はいろいろなものを区別し、変化を求めるような気がします。変化を求めるのは、今を否定すること。感じるものを大事にすること。そのためには自分の好きな空間に身をおくことが大事だと思います。そして、感覚は自分を成長させ、進化させるんだと思います」(ハタノワタル=紙漉職人)

「半農半X」はシンプルな哲学になっていった
創作は自然生活の中から生まれた副産物で創作活動がけっして第一の目的ではない。生活そのものが創作を導いているのだ。農業も自然との対話の手段であり、収入が目的ではない(駒沢敏樹器=街を離れて森のなかへ)

志農工商
最初に「志」があり「農」のある暮らしがある。そして、「工」である創作活動を行い。それをどうマーケティングするか。これは、「商」だ

地域性と多様性の掛け算が大切。社会との関係があってはじめて自分のミッション(使命)が浮かび上がってくる

始まりは、自分の好きなことをするという決意から
don’t(あれもダメ、これも) からlet’s do(やってみたらいい)の提案型教育へ(日野原重明)
使命感は人々に活力をもたらす
半農半Xの半Xの理想形のひとつはコミュニティビジネス

センス・オブ・プロポーション=ほんとうに何が大事か分かるセンス
人間には自然へのセンスと何が大事かというのが分かるセンスが必要

大事な考え方
「センス・オブ・ワンダー」「使命多様性」「世代」「小さな暮らし」「オンリーワン」「与える社会」

遠慮とは遠い未来への配慮

農業に従事している人の中には、専業でありながら社会的な「X」を持っている人も多い
農業だけで食べている人が必ずしも心の平安が保たれているとは思わない、なぜなら、公益性のある社会的な活動をしている人が多いから

「ビジランティア」

環境問題を考えてきて、最後に辿り着いたところが、「人は何で食べていくか」の問題だった。環境にインパクトを与えない暮らしをしつつ、何でお金を稼いでいくか。これは人類の課題でもある。

田舎暮らしをするにあたって、生計をすべて頼るための全農になるのはたいへん難しい。まずは身の丈に合った農を目指すのがいいと思う

田畑に耕作者の人となりが表れる(ニューギニアのオロガイヴァ族)

半農半Xは夢の自給率を上げる生き方、夢に限らず、問題解決型の生き方であり、未来を予見する生き方であり、危機を好機とする生き方である。それは自分の心の問題を解決するだけではなく、人が抱えた難問をも同時に解決する生き方である。